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環境省、水素SCモデル構築事業の公募開始

2025年6月2日 (月)

公募・入札環境省は5月30日、コスト競争力強化につながる水素サプライチェーンモデルの構築と、地域への早期の社会実装、普及を目指す「コスト競争力強化を図る再エネ等由来水素サプライチェーンモデル構築事業」の1次公募を同日開始したと発表した。事業の実現可能性、採算性などを調査・検討するFS(Feasibility Study)事業と、実証事業の2事業があり、公募期間は6月30日15時までとなっている。

水素は、利用段階でCO2を排出せず、効率的なエネルギーの利用や再エネ貯蔵に活用できるなど、地球温暖化対策として重要なエネルギーと位置づけられている。しかし、石油や石炭、ガスに比べて高い供給コストが普及のネックとなっている。そのため、環境省は需要増加によるスケールアップや貯蔵・輸送を含んだ効率化によって、コストを削減できる水素のサプライチェーンの構築を目指す。

対象となるのは、民間企業や大学、各種団体、地方自治体などで、予算額は、FS事業が2000万円以下、実証事業は4億円以下を想定している。

公募締め切り後は7月上旬に書面による事前審査を行い、同月中下旬にヒアリング審査を実施。8月上旬に採択事業を決定する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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