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JR貨物6月輸送、備蓄米流通拡大でコンテナ増

2025年7月17日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が16日発表した6月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比6.1%増の158万4000トン、車扱は同6.9%減の55万3000トン、合計では2.3%増の213万8000トンだった。

国内景気は引き続き緩やかな回復基調にあるものの、個人消費は食料品を中心とした物価高騰により力強さを欠く状況が続いている。同社の輸送実績においては、コンテナは前年を上回った一方、車扱は前年を下回った。

コンテナは、エコ関連物資が中央新幹線建設工事に伴う発生土の運搬により前年を上回ったほか、農産品・青果物は、政府備蓄米の流通拡大により東北・新潟地区において増送となった。また、自動車部品は、一部顧客における増送により前年を上回った。

車扱は、石油が中東情勢の悪化による原油価格の先高観を背景に一時的な在庫積み上げの動きが見られ増送となったものの、セメントは、自然災害に伴う顧客の生産支障の影響により前年を下回った。

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