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サービス・商品パナソニックコネクト（東京都中央区）は10日、グループ会社ゼテス（ベルギー）が提供する配送進ちょく管理システム「ZetesChronos」（ゼテス・クロノス）に、物流効率化法に対応した「業務日報サービス」を追加すると発表した。10月に提供を開始する。
ZetesChronosは、稼働車両の位置や配送進ちょくをリアルタイムに可視化するシステム。新機能では荷待ちや荷役時間を自動的に記録し、業務日報として出力できる。これにより、2026年4月に施行予定の物流効率化法に基づく定期報告書の作成を効率化し、ドライバーや管理者の負担を軽減する狙いだ。
従来は紙の日報やドライバーへのヒアリングに依存し、運行実態の正確な把握が難しかった。一般的な動態管理システムやデジタルタコグラフでは積み荷や作業内容まで詳細に記録できず、手書きでの追記が必要だったという。新サービスでは施設ごとの作業時間や積載重量まで出力可能となり、課題拠点の抽出や改善にもつなげやすい。
同システムは10日から12日まで東京ビッグサイト（江東区）で開催中の「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展されている。
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