調査・データ全国の中小トラック運送事業者でつくる日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)は12日、組合が運営する求荷求車情報システム「ローカルネット」を通じた8月の取引実績を公表した。全国取引高は27億9500万円で、前年同月比で3億4700万円(11.0%)減だった。大雨や台風による交通網の混乱や、原材料価格高騰による国内新車販売の低迷、高温少雨による夏野菜の出荷減少の影響で、取り引き高が落ち込んだとしている。
1社平均の取引高は177万2000円で、前年同月比では17万9000円(9.2%)の減少だった。組合内取引高は16億5000万円で、同1億2400万円(7.0%)減。他組合取引高は11億4500万円で、2億2300万円(6.3%)減少した。
また、荷物情報件数は1万3687件で、33.6%(6937件)減と大幅に減少した。車両情報件数も685件で、24.2%(219件)減となった。
CO2排出削減量は3695トンで、杉の木に換算して26万3945本分と、561トン(13.2%)減少した。
「標準的な運賃」の8割以上となる契約データが全体の39.2%となり、前年同月比で3.3ポイント、前月比で1.2ポイント上昇した。2か月連続で前月比プラスで、実勢運賃の上昇傾向がうかがえるとしている。
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