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産業・一般ツナググループ・ホールディングスは6日、人材派遣サービスを手がけるSBSスタッフ（東京都新宿区）と販売契約を締結し、アルバイト・パート特化型のタレントプールシステム「アルムニア」の共同拡販を進めると発表した。物流現場の人手不足や採用コストの上昇を背景に、両社は人材の再活用を軸としたDX（デジタルトランスフォーメーション）支援を強化する。
アルムニアは、退職者や短期就労者をデータベース化し、再雇用につなげる“循環型採用”を実現する仕組み。SBSスタッフとの実証実験では、スポットワーク人材を複数回活用できるようになり、教育コストの削減と即戦力化を達成した。人件費換算で年間50％のコスト削減効果が確認されたという。
ツナググループは今後、SBSグループ各社や物流企業を中心に導入を拡大し、特定技能制度の対象拡大などで競争が激化する人材確保の現場を支援する。アルムニアの人的資産データベース機能を生かし、ITとデータを活用した採用課題の構造的な解決を目指すとしている。
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