レンゴー2Qは増収減益、海外関連事業が低調

財務・人事レンゴーが6日発表した2026年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比0.4％増の4972億2000万円、営業利益が同0.9％増の199億7400万円、最終利益が41.6％減の110億3300万円と、増収減益となった。

セグメント別では、板紙・紙加工関連事業が製品価格の改定により増収増益。段ボール需要が底堅く推移し、生産量も前年並みを維持した。軟包装関連事業は販売量の増加と価格改定が寄与し、営業利益は前年同期の2.6倍に拡大。重包装関連事業も電気材料分野の好調を受け、増収増益となった。

一方、海外関連事業は欧州での自動車産業の低迷を受けて減収減益。その他事業は子会社の増加で増収となったが、運送事業の労務費上昇が響き減益となった。全体では値上げ効果が続いたものの、コスト上昇が収益を圧迫した。

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