財務・人事渋沢倉庫は7日、2026年3月期通期連結業績予想を上方修正した。売上高を当初予想から10億円増の800億円、最終利益を4億円増の55億円とする。主力の物流事業で陸上輸送が好調に推移し、前期稼働を開始した新設拠点の寄与も拡大した。
同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.2%増の400億4500万円、営業利益が同18.7%減の21億7800万円となったが、投資有価証券の売却益計上により最終利益は24.2%増の32億8500万円と大幅に伸びた。
物流事業では、飲料や医療機器関連の取り扱いが堅調に推移した一方で、一部拠点の顧客集約や自社運営化により倉庫業務は減少した。陸上輸送は飲料・食品・化粧品のEC(電子商取引)物流が好調で、運賃転嫁も進んだ。港湾運送は船内荷役や輸出素材の取扱い増で堅調を維持。国際輸送は中国経済の減速や家電輸入減が影響したものの、全体として安定した収益基盤を確保している。
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