産業・一般王子ホールディングス(HD)は7日、ベトナム南部ドンナイ省に液体紙容器の新工場を建設すると発表した。液体紙容器事業は、2023年5月に株式を取得したイタリアのIPIを基点に欧州、アフリカ、中南米へ販売を拡大しており、東南アジアや近隣地域での市場開拓を進める。
新工場はドンナイ省アマタロンタン工業団地に建設し、敷地面積は5万7000平方メートル、投資総額は160億円となる。主要事業は液体紙容器向け加工紙の製造販売で、稼働時期は2028年3月頃を予定している。
液体紙容器は無菌で充填され、常温で長期保存できるアセプティック容器で、一般的にリサイクルが難しい素材とされる。同社は技術開発や企業間連携を通じて、液体紙容器の回収・リサイクル体制の構築を目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


















