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イオン、鮮魚回送車両で大阪から名張へパン輸送

2025年11月19日 (水)

▲「伊勢志摩お魚図鑑」車両(出所:イオンリテール中部)

ロジスティクスイオンリテール中部(名古屋市西区)は18日、大阪市内で製造されたパンを近畿日本鉄道(近鉄)と福山通運の協力のもと、伊勢志摩行商専用列車「伊勢志摩お魚図鑑」の折り返し回送車両で三重県名張市へ輸送し、イオン名張店で販売すると発表した。

この取り組みは、イオン名張店のリニューアルオープンにあわせて20-21日に実施。大阪市内の鳴門屋製パンが製造したパンを福山通運が大阪上本町駅まで輸送し、同駅8時54分発の快速急行「伊勢志摩お魚図鑑」回送車両で名張駅へ輸送。イオンリテール中部が名張駅からイオン名張店まで搬送し、11時ごろに催事場で販売する。

伊勢志摩お魚図鑑は、鮮魚を輸送する行商人専用車両として2020年に導入され、通常は貨物のみを積載し乗客の利用がない。今回、この折り返し車両を有効活用することで、物流効率の向上と新たな輸送機会の創出を図る。

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