M&Aトレードワルツ(東京都港区)は10月30日、りそなホールディングス(HD)と資本業務提携を締結したと発表した。同日付でりそなHDがトレードワルツ株式を取得した。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクと進める金融ワーキンググループにりそなHDが加わり、中堅・中小企業を含む顧客層への貿易DX(デジタルトランスフォーメーション)導入を広げる。
提携では、貿易金融や決済領域の電子化・標準化を共同で検討するほか、りそなグループの顧客基盤を活用して貿易DXプラットフォーム「TradeWaltz」の普及を進める。貿易手続きの電子化だけでなく、商流・物流データと決済、与信などの金融サービスを連携させる「貿易金融ハブ構想」も推進する。
日本の貿易実務では紙書類や手作業が残る一方、電子船荷証券(eB/L)の法的効力を認める制度整備など、完全電子化に向けた環境整備が進む。トレードワルツはこれまで商社や物流企業、金融機関とともに貿易手続きのデジタル化を進めてきた。
今回の提携で、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行などを抱えるりそなグループの顧客接点を取り込み、大企業中心だった貿易DXの対象を地方企業や中小企業にも広げる。
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