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中波輪船、6.2万重量トン型重吊船8隻体制に

2026年5月7日 (木)

国際中国とポーランドの合弁海運会社である中波輪船は6日、6.2万重量トン型多目的重吊船「哥白尼」(コペルニクス)を泰州口岸船舶の造船所で命名したと発表した。2021年から建造を進めてきた同型シリーズ8隻が出そろい、重量物・プロジェクト貨物輸送体制を強化した。中国製風力発電設備や変圧器など大型貨物輸送需要拡大に対応し、「一帯一路」関連航路での輸送力増強を進める。

哥白尼は、ポーランドの天文学者コペルニクスにちなみ命名された。命名式には在上海ポーランド総領事らが出席し、中波両国の物流・海運協力を象徴する船として位置付けられた。同社は1951年設立の中国初の中外合弁海運会社で、中国とポーランド間の海運協力を長年担っている。

(出所:中波輪船)

同船は初航海として、江蘇省太倉港で中国製風力発電設備や変圧器を積載し、紅海航路経由で欧州向け輸送に投入される予定。近年、中国では風力発電設備や大型産業機械などの輸出拡大が続いており、重量物輸送需要が高まっている。多目的重吊船は、コンテナ船では対応しにくい大型・不定形貨物輸送を担う船種として需要が拡大している。

中波輪船は近年、船隊の低炭素化も進めている。動力システム改良や船体防汚技術導入、燃費改善などを段階的に実施。2024年にEUの排出量取引制度「EU ETS」が海運分野へ適用拡大された後も、24年と25年の両年度で高評価を取得したとしている。また、25年施行の「FuelEU Maritime」にも対応し、船隊全体で500トン超のCO2換算余剰枠を確保したという。

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