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欧州鉄道7団体、運行枠管理で新組織案

2026年6月12日 (金)

国際欧州の鉄道・物流関連7団体は11日、単一欧州鉄道圏で列車の運行枠を管理する新規則「Regulation(EU)2026/1184」の発効に合わせ、欧州鉄道プラットフォーム(ERP)の設立案を欧州委員会に提出したと発表した。旅客・貨物鉄道事業者、港湾・ターミナル運営者、貨車保有者、複合輸送事業者など、鉄道運行に関わる市場参加者の意見を集約する枠組みとする。

新規則は、線路や駅、ターミナルなどの鉄道インフラを、どの区間・時間帯でどの列車に割り当てるかを扱うもの。ERPは、欧州インフラ管理者ネットワーク(ENIM)に対し、鉄道利用者側の実務的な意見を示す相手方となることを想定している。運行枠の配分、交通管理、運行実績評価に関する欧州共通ルールに、現場の

(出所:ERFA)

運用実態や市場ニーズを反映させる狙いがある。

ERPは、新規参入事業者や小規模事業者も参加しやすい開かれた組織として設計する。一方で、意思決定手続きやガバナンスを明確にし、実務上の機動性を確保する。鉄道インフラ利用者の欧州団体であるFTEがERPのホスト役を担う。

欧州鉄道貨物協会(ERFA)は、ERPについて、市場参加者とインフラ管理者が協力し、運行枠の管理、運行性能、鉄道貨物の競争力を高めるための統治モデルを実現する仕組みだとしている。欧州では国境をまたぐ鉄道貨物や複合輸送の拡大が政策課題となる一方、線路やターミナルの利用枠に限りがあり、国境を越えた運行調整の難しさも物流網の効率化を妨げている。各団体は欧州委員会に対し、設立案を速やかに審査し、早期にERPを稼働させるよう求めた。

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