ロジスティクス苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は10日、穀物サイロで使用する2号ニューマチックアンローダーを更新し、7月から本格稼働を開始したと発表した。50年間使用してきた旧設備を置き換え、輸入した配合飼料原料の荷揚げ能力を毎時600トンに引き上げた。
新設備はドイツのノイエロ製「Flexiport F800」で、国内では初導入となる。可動・回転式の吸引ノズルを備え、崩れにくい飼料原料をほぐしながら吸引できる。トウモロコシ換算の荷役能力は旧設備の2倍となり、ばら積み船からサイロへの受け入れ時間短縮につなげる。
環境面では、旧設備に比べCO2排出量を35%削減できる見込み。船倉内の底ざらい作業も減らし、使用する重機の小型化と稼働時間の80%削減を見込む。荷役の省力化と安全性向上に加え、飼料工場への安定供給を支える港湾物流機能の強化を図る。
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