荷主テルトニカジャパン(東京都港区)は21日、EVを含む電動フリートの管理に対応したテレマティクス製品群を日本市場で本格展開すると発表した。バッテリー状態の遠隔監視やCAN/OBDによる車両データの取得、GPS信号が届きにくい環境でも位置情報を把握できるデッドレコニング機能に対応し、物流・配送・モビリティー事業者のニーズに応える。
商用車の電動化が進むなか、EVではバッテリーの状態や充電状況などの継続的な監視が重要となっている。日本でも物流・配送・モビリティー分野で電動車両の導入が進んでおり、バッテリーの健全性や充電状況の把握が車両稼働率を左右する管理項目となっている。
同社はEV対応製品として、OBDデータの取得に対応する「FMM003」、100種類以上の車両CANパラメーターに対応する「FMM150」、バッテリーECU(BMS)のデータを取得できる電動フリート向け端末「FTM305」、デッドレコニング機能を搭載したバッテリー内蔵型トラッカー「FTM887」を展開する。電動フォークリフトや電動業務車両、e-bike、e-scooterなど幅広い電動モビリティーに対応する。
CANやOBD経由で取得した車両データにより、バッテリー残量に応じた帰庫・充電の通知や、劣化・異常の早期検知が可能となり、計画的なメンテナンスや車両稼働率の最大化を支援する。
また、FTM887はデッドレコニング機能を搭載し、地下駐車場や高速道路のトンネル、高層ビル街などGNSS信号が届きにくい環境でも、加速度センサーやジャイロセンサーのデータを活用して車両の移動・方向・距離を継続的に算出し、途切れのない位置情報を提供する。
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