調査・データ商用車大手のトレイトン・グループ(ドイツ)が23日発表した2026年上半期(1-6月)決算は、受注台数が前年同期比30%増の18万1944台となった。北米の大型トラック需要が回復したほか、欧州や南米、アジア太平洋でも受注が伸びた。販売台数は1%減の15万1529台だったが、受注が販売を上回り、受注・販売比率は前年同期の0.9から1.2へ上昇した。
売上高は前年同期並みの219億9600万ユーロ、調整後営業利益は12%増の15億3900万ユーロだった。調整後売上高営業利益率は0.7ポイント上昇の7.0%。車両サービス事業が売上高の20%を占めたほか、金融サービス事業の売上高はポートフォリオ拡大により17%増加した。米国のInternational Motorsが第2四半期に関税関連の債権を計上したことも収益を押し上げた。
地域別のトラック受注は、北米が2.4倍となり、特に大型のClass 8で需要が改善した。前年に先送りされていた需要も顕在化した。欧州は10%増、南米は22%増、アジア太平洋は63%増だった。バスの受注も14%増えた。
ブランド別の調整後売上高営業利益率は、Scaniaが11.3%、MAN Truck & Busが7.0%へ改善した。一方、International Motorsは販売減や関税負担で1.1%に低下し、Volkswagen Truck & Busも為替影響により10.5%へ下がった。
電動車では、電気トラックの販売台数が887台と前年同期の400台から2.2倍に増加。電気バスも1020台と21.7%増えた。トレイトンは26年通期の販売台数と売上高の見通しを前年比横ばいから7%増、調整後売上高営業利益率を6.3-7.3%へ絞り込んだ。
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