ロジスティクスJR貨物は、熊本地震の影響により、鹿児島線と肥薩おれんじ鉄道線を経由する熊本-鹿児島貨物ターミナル間の貨物列車について、8月3日正午時点でも運転を取り止めている。被災区間の運転再開時期は立っておらず、全面的な運転再開には時間を要する見通し。
鹿児島線では宇土-八代間で構造物や軌道、電気設備に多数の被害が確認され、肥薩おれんじ鉄道線の八代-川内間でも施設被害が発生している。八代駅構内では地震発生時、貨物列車の機関車1両と貨車4両が横転し、別の貨車1両が脱線した。
代替輸送では、8月4日から6日まで、通常は西大分行きとなる貨物列車を延岡まで延長運転し、日豊線側を経由する迂回輸送を実施する予定。JR貨物は8月3日以降、トラックなどによる代行輸送体制の早期立ち上げも検討しているが、正午時点で輸送区間や運行本数、取扱量などの詳細は明らかにしていない。
南九州方面への鉄道貨物輸送が途絶えるなか、当面は延岡までの迂回輸送で輸送力を補完し、トラックによる代行輸送の早期実施に向けた準備を進める。
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