認証・表彰Every WiLL(東京都新宿区)は18日、東京都が進める2026年度多摩イノベーションエコシステム促進事業「リーディングプロジェクト」の「物流・モビリティ」分野に選定されたと発表した。
同事業は、多摩地域でイノベーション創出の成功モデルとなるプロジェクトを選定し、市場検証や実証・研究開発を終えた製品・サービスの社会実装から全国への普及までを3年間支援する東京都の事業。選定プロジェクトには、社会実装に向けたハンズオン支援や費用支援が提供される。
Every WiLLが展開する無人受取拠点「トリイク」は、配送先を地域の受取拠点に集約することで物流効率化を図るサービス。駅や商業施設、公共施設などにある、テナント利用が難しい約1.5坪の未利用スペースにも設置できる。
宅配ドライバーが複数の荷物をトリイクに集約して配送し、利用者は都合の良い時間に荷物を受け取る。再配達の削減や商業施設の未利用スペースの有効活用、来店機会の創出など、物流と地域が抱える複数の社会課題の解決を目指している。
利用者には荷物を受け取るたびに電子ポイントを付与する仕組みを採用しており、物流効率化への協力を利用者のメリットにつなげる。トリイクは国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進事業(令和7年度)」の補助対象事業として開発された。
同社は2026年7月、多摩地域に位置するイオンモールむさし村山(東京都武蔵村山市)でトリイクのサービス展開を開始した。今後は多摩地域で実証・検証をさらに進め、プロダクトを磨き上げるとともに、首都圏でのさらなる展開を目指す。
今回の選定を契機に、自治体や商業施設、物流事業者との共創を広げ、地域と共創する新たな物流インフラモデルの構築を加速する。プロジェクトを通じて物流・商業・地域が連携するモデルを磨き上げ、その成果の全国展開を目指すとしている。
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