OMソーラー、テゴー電子と太陽電池で提携

環境・CSROMソーラーは18日、テゴー電子と太陽電池事業で業務提携すると発表した。テゴー電子は既にこの先数年の安定的な受注を保有しており、国内の太陽電池モジュール市場に精通していることから、「今後の事業展開との整合性が高い」と判断した。

テゴー電子は、大手量販店や太陽光発電所向けの太陽電池モジュール販売で業績を急拡大させており、既存調達先からの供給だけでは手薄感が出てきたため、新たな調達先を求めていた。OMソーラーは太陽電池設置が一般化する中で、非OM物件や大口施設物件向けのより発電効率と価格面を重視した太陽電池モジュール取扱いを検討していた。

業務提携では、OMソーラーがテゴー電子に対し、太陽電池モジュールメーカーが企画した太陽電池モジュールを中国でOEM生産。OMソーラーはモジュールの企画、日本国内への輸入、決済事務などの商社的な業務を担う。商品の性能保証、中国国内の物流事務などは太陽電池モジュールメーカーが保険会社と対応している。