国内国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本は、圏央道・大栄ジャンクション(JCT)―多古インターチェンジ(IC)間を11月7日15時に開通すると発表した。延長は9.1キロで、暫定2車線。途中に圏央成田ICを新設する。併せて、神崎IC―大栄JCT間の4車線化区間を11月中に供用する。
開通区間は、千葉県成田市吉岡の大栄JCTから同県多古町喜多の多古ICまで。東関東自動車道から成田空港周辺や多古町方面へのアクセスが改善する。多古IC―松尾横芝IC間の9.4キロは引き続き整備を進める。
物流面では、成田空港に隣接する成田市公設地方卸売市場「新生成田市場」への所要時間短縮が見込まれる。同市場は農水産物の加工や輸出手続きを場内で完結できる機能を備える。大栄JCTから同市場までの所要時間は、開通前の13分から6分へ7分短縮する見通し。旭市からも6分短縮され、東日本の産地から市場や空港への農水産物輸送の効率化が期待される。
大栄JCT―松尾横芝IC間が全線開通した場合、山武市から新生成田市場までの所要時間は26分短縮される見込み。鮮度が重視される農水産物の集荷や航空輸出で、輸送時間の短縮につながる。一方、今回の開通区間は暫定2車線で、多古IC以南の開通時期は示されていない。
圏央道の久喜白岡JCT―大栄JCT間では4車線化工事も進む。神崎IC―大栄JCT間は11月に供用するが、ほかの一部区間では資機材調達や湧水対策、施工計画の見直しによる遅れが生じている。
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