ロジスティクスひとまいる、東京流通センター(TRC、東京都大田区)、ダイナミックマッププラットフォーム、マクニカ、Hacobu(ハコブ、港区)の5社は4日、物流施設内の横持ち輸送に自動運転レベル4を導入する実証事業を実施すると発表した。ひとまいるなど4社が共同提案した事業が国土交通省の2026年度「デジタル技術を活用した荷主・物流事業者の行動変容促進事業」に採択され、Hacobuが協力事業者として参画する。バース予約、自動運転、地図情報を連携させ、車両の走行だけでなく周辺作業を含めた物流オペレーションの効率化を検証する。
実証フィールドは東京都大田区平和島のTRC構内。ひとまいるが南東京センター(A棟)と平和島センター(B棟)の間で行っている飲料の空容器の横持ち輸送を対象とする。物流施設内や施設間の横持ち輸送は短距離で定型的な運行が多い一方、人手と車両を継続して確保する必要があり、自動化による省人化の余地があるとみている。
実証では、Hacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth」(ムーボ・バース)が持つバース予約や満空情報を、ダイナミックマッププラットフォームのインフラ協調型モビリティー基盤に連携する。同基盤がバース情報と地図データを組み合わせて目的地となるバース位置と走行経路を生成し、マクニカの遠隔運行管理システム「everfleet」を介して自動運転車両へ配信する。車両は指定されたバースまでレベル4で自動走行し、横持ち輸送の一部を自動化する。
今回の特徴は、自動運転車両単体の性能検証にとどまらず、バース管理や運行管理、デジタル地図までを接続する点にある。5社はシステム間連携が実際の物流オペレーションで機能するかを確認するとともに、車両待機時間の削減や業務全体の効率化効果を評価する。
高速道路ではレベル4トラックの実証が進む一方、物流拠点内や拠点間を結ぶ短距離輸送への自動運転導入はまだ限定的だ。一般道と異なり管理された私有地である物流施設は、自動運転を実装しやすい領域の一つ。幹線輸送の自動化だけでなく、その前後を担う拠点内輸送まで自動化の範囲を広げられるかを探る。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。




































