荷主NECは3日、ツルハホールディングスと、AI(人工知能)エージェントを活用した適正在庫運用の検証を9月から開始すると発表した。店舗ごとの販売実績や在庫状況を分析し、需要予測を踏まえて店舗間の在庫配置案を作成することで、在庫偏在や欠品の抑制につながるかを確認する。
検証には「NEC SCM AIエージェント」を使用する。小売現場では、店舗ごとの需要差により、ある店舗で在庫が滞留する一方、別店舗では欠品が生じるケースがある。店舗間移送で調整する場合も、需要予測や移送先の選定、関係者との調整などに業務負荷がかかる。
今回の検証では、AIエージェントが販売実績や在庫データを基に将来需要を予測し、店舗間での在庫再配置案を作成する。ツルハHDは、こうした提案が適正在庫運用の高度化や業務効率化にどこまで有効かを評価する。
NECは8月にSCM業務を自律実行するAIエージェントの販売を開始しており、今回の検証を通じて、小売分野での在庫管理高度化や店舗間移送業務への活用効果を見極める。
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