国際米運輸省は3日、自動運転車(AV)の開発・普及に向けた新たな国家戦略「Automated Vehicles National Strategy」を公表した。安全性を確保しながら規制を見直し、旅客・貨物分野での商用展開を促進するほか、州をまたいだ自動運転の相互運用性向上を目指す。
戦略では、「安全性の優先」「規制の明確化」「米国のイノベーション促進」「相互運用可能な回廊整備」の4項目を柱に据えた。安全面では、自動運転車の能力に関する初の安全基準整備を進める。規制面では既存制度を見直し、不必要な障壁の撤廃や手続きの簡素化、州・地域間での制度整合を図る。
商用化では、国内で旅客用途に加え貨物輸送へのAV導入を拡大する方針を明記した。また、州境を越えて自動運転車が円滑に走行できる環境整備に向け、国や州、業界関係者の連携を促す。
米運輸省はこの1年半、自動運転車向けの政策枠組み整備や規制緩和、AVサミットの開催などを進めてきた。今回の国家戦略で、貨物輸送を含む自動運転の商用化に向けた制度整備を一段と加速させる。
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