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コンテナ運賃二極化、米向け高・欧州向け安

2026年9月4日 (金)

調査・データ英海運調査会社ドリューリーが3日公表した世界コンテナ運賃指数(WCI)は、40フィートコンテナ当たり4465ドルで前週から横ばいとなった。太平洋横断航路の上昇を、アジア―欧州航路の下落が打ち消した。

上海発ロサンゼルス向けは前週比5%上昇の7185ドル、ニューヨーク向けは3%上昇の9587ドルとなった。来週は欠便が6便と今週の2倍に増える見通しで、供給縮小と底堅い需要を背景に、ドリューリーは太平洋航路の運賃が当面安定するとみている。

一方、上海発ジェノバ向けは10%下落の4368ドル、ロッテルダム向けも5%下落の4092ドルとなった。アジア―欧州航路では来週の欠便が今週の4便から1便に減り、供給増が見込まれるほか、貨物需要も軟化していることから、スポット運賃は小幅に下落すると予測する。

海運各社はスエズ運河経由への復帰を進めており、喜望峰迂回によるコスト増や輸送日数の長期化を避ける動きが強まっている。一方、中東では商船への攻撃が続き、ホルムズ海峡周辺の不確実性が残るほか、中国では台風の影響による港湾混雑、パナマ運河では通航制限も続いており、主要航路の供給制約要因となっている。

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