荷主シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区)は4日、AI(人工知能)データセンターの電力確保と水素インフラを分析した市場調査資料「AIデータセンターのエネルギー主権と水素インフラ戦略~次世代電源統合、動的制御、および経済合理性の全貌~」を発行したと発表した。
同資料では、AIデータセンターの電力不足や系統制約を背景に、燃料電池や水素タービンを電源として活用するための技術、経済性、実装戦略を取り上げた。蓄電池やスーパーキャパシターと組み合わせた統合電源の構成、停電時の長時間バックアップ、ブラックスタート、電力需要の急激な変動に対応する動的制御などを分析している。
物流面では、水素サプライチェーンの構造やコスト、物流リスクと対策を整理した。供給リスクのヒートマップやサプライチェーンの強靱化に加え、データセンターの敷地を水素の物流ハブとして活用する場合の施設設計とゾーニングについても取り上げている。
このほか、2030年までのグリーン水素のコスト低減や、日本と北米の代表事例を想定したTCO(総保有コスト)・LCOE(均等化発電原価)を検証。2026~35年の段階的な実装ロードマップ、設備調達時の事業者選定や契約上の留意点、水素設備の安全管理と自動化保守なども分析した。
同資料は9月1日発行で、A4判131ページ。冊子版は11万円、書籍とPDF版CDのセットは17万6000円で、いずれも税込み。
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