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人型ロボ「Calvin-40」、物流など12社が採用

2026年9月8日 (火)

国際フランスのロボット開発企業ワンダークラフトは4日、産業用ヒューマノイドロボット「Calvin-40」について、自動車、物流、小売、医療、防衛分野の大手企業12社を顧客として獲得したと発表した。箱や荷物、タイヤ、パネル、台車などの搬送作業への適用を進めており、物流現場では今後、ピッキングや仕分けへの対応も広げる。

Calvin-40は、人手の確保が難しい作業や身体的負荷の大きい作業を対象に開発した人型ロボット。工場や物流センターをはじめ、小売、医療施設、防衛物流での利用を想定し、将来的には建設や農業分野への展開も視野に入れる。まずタイヤや箱、荷物など比較的大きな対象物の搬送から実用化を進め、移動、姿勢制御、荷役、認識、把持などの機能を組み合わせながら対応業務を増やす方針だ。

同社は、あらかじめ対象業務を絞って安定性を確保したうえで、実際の稼働から得られるデータを活用し、対応可能な作業を段階的に拡大する開発手法を採用する。現在はパネルや台車の取り扱いにも用途を広げ、より細かな操作を必要とするピッキング、仕分け機能の開発と試験を進めている。

量産に向けてはルノー・グループと提携し、同社の製造、調達、設計コスト管理のノウハウを活用する。ルノーは今後18か月で人型ロボット350台を導入する計画を示している。ワンダークラフトは医療用歩行支援ロボットの開発で培った姿勢制御や安全技術を産業用途に転用しており、物流センターなどで人手に依存してきた荷役工程への導入拡大を狙う。

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