荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は8日、有明事業所(熊本県長洲町)でコルンマリティマ向けに建造していたバルクキャリア「FRONTIER VISTA」を引き渡したと発表した。フランスのダンケルク港の要求を満たす最大船型で、同社が開発した「N-181000DWT Type Bulk Carrier」の13番船となる。
船体は全長292.0メートル、幅45.00メートル、深さ24.55メートル、喫水18.234メートル。積載重量は18万2187トン、総トン数は9万3448トンで、航海速力は14.4ノット。船籍は日本となっている。

▲バルクキャリア「FRONTIER VISTA」(出所:ジャパンマリンユナイテッド)
省エネ性能では、最新の解析技術を用いて低抵抗・高効率を追求した船型を採用した。独自の省エネ装置「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」を最適化したほか、船首形状「LEADGE-Bow」や低風圧の居住区によって実海域性能を向上。電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラも採用し、燃費削減につなげた。
温室効果ガス(GHG)排出規制のエネルギー効率設計指標(EEDI)は、2025年以降の契約船に適用されるPhase3レベルを先取りして満たしている。バラスト水処理装置を備え、有害物質一覧表を保持するほか、NOx排出規制のTier IIIにも適合した。
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