調査・データエリアリンク(東京都千代田区)は10日、親の介護開始や介護施設への入居に伴う荷物について調査した結果を発表した。一般生活者の68.8%が家財の整理や置き場所に「困る」と回答したほか、実際に介護を理由にトランクルーム「ハローストレージ」を利用している人では94.4%が「困った」と答えた。
置き場所や処分に困る荷物では、一般生活者の46.6%が「親が大切にしていてすぐには処分できない思い出の品」と回答し、44.8%の「施設に持っていけない、自宅に残る家具や生活用品」が続いた。一方、ハローストレージ利用者では家具や生活用品が52.8%で最も多く、思い出の品が44.4%だった。
介護や施設入居に伴ってトランクルームを利用した人に、その効果を聞いたところ、61.1%が「捨てる・残すの判断を焦らず、時間をかけて整理できた」と回答。「介護施設への入居手続きや引っ越しがスムーズにできた」は30.6%だった。同社は、トランクルームが家財をすぐに処分せず、一時的に保管する「判断を待つ場所」として機能しているとしている。
エリアリンクは「ハローストレージ」として、屋外型や屋内型などのレンタル収納スペースを展開している。8月時点で3182物件、13万6723室を運営する。
調査は7月、全国の40-79歳の男女500人と、親の介護開始や施設入居に伴う収納を目的とするハローストレージ利用者36人を対象にインターネットで実施した。利用者調査は回答数が36人と少ないため、同社は参考値としている。
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