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三菱化工機、川崎重工から水素製造装置を受注

2026年9月11日 (金)

荷主三菱化工機(川崎市川崎区)は10日、川崎重工業から水素製造装置を受注したと発表した。川崎重工が川崎市川崎区扇町に建設する水素製造設備に使用し、2029年春ごろの納入を予定する。製造した水素は、液化水素のサプライチェーン構築に向けた実証事業で活用する計画だ。

受注した装置は、水蒸気メタン改質法で都市ガスから水素を製造する。製造能力は1時間当たり8400ノルマル立方メートルで、公称では1日当たり18トン。水素純度は99.999%となる。

同設備で製造した水素は、日本水素エネルギーが実施する「液化水素サプライチェーンの商用化実証」で、液化水素基地などへの供給を計画している。同実証は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業として進められている。

三菱化工機は1964年に水蒸気改質法による国内1号機の水素製造装置を手掛けて以降、60年以上にわたり水素や石油などのエネルギー関連プラントを建設してきた。小型オンサイト水素製造装置「HyGeiaシリーズ」からICI式などの大型まで、国内外で200基近い納入実績がある。

同社は今回の受注について、これまでの水素製造装置の実績が評価されたとしている。今後も水素製造で培った技術や経験を活用し、国内の産業発展に寄与する。

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