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スペースシードHD、インドネシアで廃棄物資源化

2026年9月14日 (月)

環境・CSRスペースシードホールディングス(東京都港区)は13日、インドネシア・ジョグジャカルタ特別州のガジャ・マダ大学(UGM)国際部を8月15日に訪問し、廃棄物のリサイクルについて意見交換したと発表した。AAI(福岡県久留米市)の中村廣秀会長も同席した。

ジョグジャカルタ特別州では、Piyungan最終処分場の段階的な閉鎖後、廃棄物の収集・処分の受け皿不足が課題となっている。UGMは学内に廃棄物の研究・処理拠点を整備し、コンポスト化や昆虫による生物変換など複数の技術の実証を進めている。

(出所:スペースシードホールディングス)

今回の意見交換では、バイオテクノロジーを活用したリサイクルには、排出源での分別が前提条件となるとの認識を共有した。分別された有機性廃棄物については、ブラックソルジャーフライ(BSF、アメリカミズアブ)による生物変換やコンポスト化が有効な選択肢となる。

BSFでは有機物を短期間で減量し、幼虫を飼料原料、残渣を土壌改良材として活用できる。コンポスト化についても農業分野の需要と結び付けることで、資源循環の構築が期待される。

また、有機性廃棄物は水分を多く含むため、長距離輸送では輸送コストや環境負荷が増加するとして、大規模集中型ではなく、排出源の近くに小規模な設備を分散配置する方式が技術面、経済面の双方で合理的との認識で一致した。収集運搬費や最終処分費の削減に加え、飼料・肥料などの有価物を生み出す経済効果も見込む。

スペースシードホールディングスは今後、UGMや現地関係者と連携し、分別収集の仕組みづくりとバイオテクノロジーを活用した資源化モデルの具体化に向けた検討を進める。

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