サービス・商品S&J(東京都港区)は15日、企業の各種セキュリティーログを集約して保管し、生成AI(人工知能)による調査や自動対処ができる「CSIRT-Pro」の提供を同日開始したと発表した。
企業では、SaaSやEDRなどから日々大量のログが発生する。「CSIRT-Pro」はこれらを集めて長期間保管し、必要になった際に検索・分析できるようにする。取り込み時に形式を定義する必要がなく、機器の追加やログの仕様変更に伴う設定作業を減らせるとしている。
調査には、S&Jがサイバー攻撃の監視や事故対応で蓄積した知見を組み込んだ生成AIを利用する。例えば、特定のアカウントについて過去30日間の異常な動きを調べるよう文章で指示すると、検索結果の解釈や次に確認すべき観点の提示を支援する。調査や対処の手順を保存し、不審なアカウントの無効化や端末の隔離といった対応を自動化することも可能だ。
ログは国内のデータセンターに保管する。自社環境では9.3倍のデータ圧縮率を実測しており、主要なクラウド型SIEMと比べてサービス価格を3分の1に抑えたと同社は試算する。料金は1日当たりのログ取り込み量に応じた6プランを設定し、有料プランは月額4万円(税抜き)からとなる。
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