M&Aパンチ工業は14日、中国子会社の盤起工業(大連)に電子ビーム加工機1台を導入し、特注金型部品や精密微細加工品の生産能力を増強すると発表した。2027年7月の取得を予定し、取得額は非開示。中期経営計画「バリュークリエーション28」で掲げる高付加価値品の拡販と収益性改善の一環と位置付ける。
大連工場では、特注金型部品や精密微細加工品の増産に加え、精密溶接技術の確立も進める。パンチ工業は26年5月、飲料容器や医療関連消耗品向けの金型を手がける海外顧客と、新たな特注プラスチック金型部品の供給開始や既存部品の増産で合意しており、今回の設備投資で供給体制を強化する。
同社は中期計画期間中、同顧客向けの生産能力増強を主目的として総額5億円規模の設備投資を予定しており、今回の投資もその一部となる。対象品目と数量を今後3年間で段階的に拡大し、29年3月期には同顧客向け売上高を26年3月期比で10億円程度増やす計画だ。高付加価値品の売上比率を高め、収益性と資本効率の改善につなげる。
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