荷主アップデータ(東京都中央区)は16日、低温物流事業を展開するUmios ロジ(東京都中央区)が、全国31拠点で使用する約800台のPCにデータレスクライアント「Shadow Desktop」を導入したと発表した。約3カ月で全社への展開を完了し、PC本体にデータを残さない仕組みを取り入れた。
Umios ロジでは従来、PCを社外に持ち出す際に申請書の提出を求めるなど、情報管理のルールを設けていた。ただ、申請ルールを設けてもPC本体にデータが残る根本的なリスクは解消できないため、IT資産の管理基準を統一し、全社のセキュリティを強化する目的でShadow Desktopを採用した。
Shadow Desktopは、クラウドストレージや社内サーバーと連携し、PC本体にデータを残さずに利用できるソフトウェア。Umios ロジは既存のPC環境を活用できることや、従来と大きく変わらない操作方法、保存先などを自社の運用に合わせて設定できる点を評価した。
導入後は、PCの入れ替え時に必要だったデータ移行作業も軽減した。Umios ロジは今後、Shadow Desktopの運用ログを活用したファイル操作の分析や、ほかのセキュリティソフトとの連携を検討する。障害の予兆や想定外のファイル操作など、これまで把握できなかった課題の発見にもつなげる。
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