荷主三菱オートリース(東京都港区)、名鉄ゴールデン航空(江東区)、ALTNA(千代田区)は17日、配送に使った電気自動車(EV)のバッテリーを系統用蓄電池に転用する取り組みで協力すると発表した。EVの導入によるCO2排出量の削減に加え、車載利用を終えたバッテリーを国内で長期間活用し、希少資源の国内循環につなげる。
名鉄ゴールデン航空は、利用運送や一般貨物自動車運送などを手掛けており、これまでもEV導入を進めてきた。一方、航続距離やコストが課題となっていた。このため、三菱オートリースが提供する「N-VAN e:循環リースプラン」を利用し、EV「N-VAN e:」を導入する。
同プランにはALTNAのバッテリーリースを活用する。名鉄ゴールデン航空が車両として使用した後、ALTNAが車載利用を終えたEVバッテリーを系統用蓄電池として再利用する。車両としての役割を終えた後もバッテリーを国内で活用し、最終的なリサイクルまで見据える。
3社は、中古EVの8割が海外へ輸出されている現状から、今後増加が見込まれるEVバッテリーに含まれる希少資源の国外流出も課題としている。物流現場へのEV導入と使用後のバッテリー再利用を一体で進め、脱炭素と資源循環の両立を目指す。
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