サービス・商品MD-Farm(新潟県新発田市)は21日、搬送ロボットでイチゴの栽培棚そのものを移動させる棚稼働システムを開発し、「Physical AI for Indoor Farming」のコンセプトを紹介する動画を同日公開したと発表した。棚稼働システムは10月に特許を出願しており、山形県南陽市の統合実証工場で技術開発と実証を進めている。
新システムは、固定した栽培棚の間を人や機械が移動する従来方式とは異なり、作業工程や植物の生育状況に応じて、搬送ロボットが植物を載せた棚を必要な場所へ運ぶ。限られた工場内の空間を効率的に利用するとともに、各工程の自動化や省人化につなげる。LEDや温度、湿度、CO2などの環境制御にロボティクス、クラウド、AIを組み合わせ、将来は収穫ロボットとの連携も視野に入れる。

(出所:MD-Farm)
同社は植物工場を、必要な場所で必要な品質や量を生産するための社会インフラの一部と位置付ける。例えば食品メーカーの製造拠点近隣に設置することで、イチゴの通年安定供給に加え、調達コストの安定化や加工工程の効率化、物流距離の短縮を目指す。配送拠点近隣への設置や、遊休地を活用した生産モデルなども検討している。
同社は、生産、物流、販売を需要動向に応じて一体的に組み替える仕組みを「AgrI-DX」(アイダックス)として展開する。国内外の複数生産拠点による安定供給や、店舗・ホテルなどをつなぐ物流ネットワーク、クラウドによる栽培管理などを構想。生産・流通・販売・顧客動向のデータをつなぎ、需要に応じた食の生産・供給システムの構築を目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



































