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アスクルは8日、一般消費者向けに展開しているインターネット通販サービス「LOHACO」（ロハコ）で、2014年5月期の累計売上高が100億円を超えたと発表した。近日中に利用者の累計も100万人を突破する見込みとなった。
同社はサービス開始後1年半で「大台を突破」したことを記念し、感謝セール「サンキュー100万人」を9日正午からスタートする。
LOHACOは、アスクルがヤフーの協力を得て運営する一般消費者向け（BtoC）ECサイトで、12年10月15日にスマートフォン、iPad版からスタートし、11月20日のPCサイトの開設で本格的にサービスを開始した。
日用品、飲料・食品、家電製品の人気ブランド雑貨から医薬品まで、日常に必要な商品を1オーダー1ボックスの梱包で素早く届けるサービスが人気となり、「日常使いのEC第2世代」として、リピーターの顧客が着実に増加している。
アスクルがオフィス用品通販で培ってきた独自の流通プラットフォームを活用し、商品をサプライヤーから直接仕入れ、自社の物流センターに在庫し、注文に応じて商品を出荷、協力企業によって顧客に配送する仕組み。このシンプルな流通プロセスにより、同社は当日・翌日配送だけでなく、時間帯指定や多品種の商品を1オーダー・1ボックスで届けるなど、配送品質に着目したサービスを提供。こうした総合的な「物流力」を背景に、顧客の支持を増やしてきた。
同社では、「LOHACOの利用の広がりは、BtoCでの流通チャネルとしての存在感を増しながら、ECを日常生活にうまく取り込む新しい生活者であるロハコさん（ロイヤルカスタマー）の誕生を加速している。利用者累計100万人到達をひとつの通過点に、ロハコさんを100万人にまで拡大することを目指す」としている。
感謝セールとして9日正午から実施する「サンキュー100万人」では、ペリエ缶4本、オリジナルフリーザーバッグなどを限定個数100円（税別）で販売する。セールは第1弾から第6弾まで企画しているという。
■感謝セール「サンキュー100万人」のURL（4月9日正午以降オープン）
http://lohaco.jp/event/lohaco_100man/
