
(出所:シーバ・ロジスティクス)
国際シーバ・ロジスティクス(フランス)は10日、シンガポールの物流拠点「Blue Hub」で、自動運転EV(電気自動車)2台を使った構内搬送の実証を開始したと発表した。導入したのはゼロステックの「Z10」で、パレットやコンテナなどを建物内の複数階にまたがって自動搬送する。既存のランプ設備をそのまま活用し、従来ディーゼルトラックで担っていた構内輸送の一部を置き換える。
Blue Hubは8階建て、延床面積5万平方メートルの物流施設で、ラグジュアリー、化粧品、小売、ヘルスケア分野の顧客に対応する。施設内ではすでにGTP(Goods-to-Person)システムやAGV(無人搬送車)、ロボットを導入しており、今回の自動運転車も倉庫自動化の一環として実証する。
Z10は、異なる階の間でパレットやコンテナなどを自律搬送し、荷さばき・一時保管スペースの活用を最適化するとともに、需要に応じて搬送時間を柔軟に設定する。
今回の取り組みは、親会社CMA CGMグループのイノベーション支援施策を起点とする。今後はシンガポールで得た運用データを検証し、シーバの他拠点への自動運転技術展開の可能性を探る。
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