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日立、米デジタル子会社統合し現場AI強化

2026年10月28日 (水)

M&A日立製作所は28日、米国子会社のグローバルロジックとヒタチデジタルサービスの事業を統合し、2027年4月1日付で「Hitachi Digital」を発足させると発表した。クラウド、データ、AIを組み合わせ、戦略策定からシステム構築、運用まで企業のデジタル変革を一貫して支援する。

Hitachi Digitalは米カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、27か国に3万5000人の人材を擁する。製品・ソフトウェア開発と企業システム、運用に関する知見を組み合わせ、880社以上にサービスを提供。対象市場には自動車・モビリティー、産業・製造、物流、エネルギーなどを位置付ける。

同社は、企業システムや業務にAIを導入するエンタープライズAIに加え、製造設備や社会インフラなど現実空間にAIを組み込むフィジカルAIの実装を進める。AIスペシャリストやデータサイエンティスト、エンジニアで構成されるFDEチームが顧客の現場に入り、AIやデジタル技術の導入を支援する。

日立グループ内では自社を「カスタマーゼロ」と位置付け、工場や鉄道、変電所などでAIの現場実装を進める。現場の業務ルールや熟練者のノウハウなどを取り込み、そこで得た知見を社会インフラ向けソリューション群「HMAX」に反映して外部顧客への展開につなげる。日立は日本国内だけで5000人のFDEを育成・配置する計画だ。

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