メディカルシーバ・ロジスティクス(フランス)は5日、フランス・ストラスブール近郊のエンツハイムに、製薬業界専用の物流施設を開設したと発表した。温度管理やトレーサビリティー、セキュリティー機能を備え、フランス国内外の製薬会社のサプライチェーンを支援する。

(出所:CEVAロジスティクス)
新施設はストラスブール・エンツハイム空港ビジネスパークに立地し、床面積は1万7000平方メートル、天井高は17メートル超。空港インフラのほか、貨物輸送事業者、航空会社、税関・検査サービスへのアクセスを生かし、高付加価値の医薬品物流に対応する。
温度管理では15〜25度、2〜8度、マイナス25度の3ゾーンを設け、マイナス80度までの超低温製品も取り扱うことができる。温度管理機能を備えた航空貨物コンテナに対応する設備や在庫管理・トレーサビリティーシステムを導入した。敷地内にはドライアイス製造設備を設け、パレット貨物向けの特殊梱包にも対応する。
施設は適正流通基準(GDP)への継続的な準拠を図るほか、TAPA FSR B認証などの品質・セキュリティー基準にも対応する。屋上には太陽光パネルを設置し、発電した再生可能エネルギーを施設内で使用する。BREEAM「Very Good」と「BiodiverCity」の認証取得も目指す。
シーバはエンツハイムですでに1万平方メートルの物流拠点を運営しており、新施設は同地区で2拠点目となる。グラン・エスト地域では計4拠点、合計9万平方メートルの倉庫スペースを展開する。フランス国内のヘルスケア専用施設は5拠点、8万平方メートル超となり、製薬・ヘルスケア分野の物流体制を強化する。
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