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日本郵船、宝山鋼鉄向け鉱石専用船が竣工

2010年6月23日 (水)

ロジスティクス日本郵船は23日、中国・南通中遠川崎船舶工程有限公司で建造していた30万重量トン型鉱石専用船「BAOMIN」(宝民)が11日に竣工したと発表した。

 

3月に竣工した「OITAMARU(大分丸)」に次いで、2隻目の30万重量トン型鉱石専用船で、同社は邦船社として初めて、南通中遠川崎船舶工程が開発した30万重量トン型鉱石船の引渡しを受けることになる。

 

宝民は、中国・宝山鋼鉄向け鉄鉱石の長期輸送に従事し、今後20年間、年間約120万トンを主にブラジルから輸送する。今回は、同社が宝山鋼鉄と締結している長期契約全5系列のうちの4系列目で、今年10月には新造の25万重量トン型鉱石船を投入する。

 

■本船概要
全長:327.0メートル
全幅:55.0メートル
計画満載喫水:21.4メートル
総トン数:15万7305トン
載貨重量トン数:29万7844トン
造船所:南通中遠川崎船舶工程有限公司