荷主山一電機は18日、フィリピンの連結子会社プライコン・マイクロエレクトロニクスに第4工場を建設することを同日の取締役会で決議したと発表した。投資総額は65億円で、半導体テストソケットやコネクターなどの組み立てを担う。2027年2月に着工し、28年度下期の稼働開始を予定する。
新工場はフィリピン・バタンガス州のLight Industry & Science Park IVに建設する。3階建てで、延床面積は3万平方メートル。28年9月末の建物完成・引き渡しを見込む。投資額には建物のほか備品や諸経費を含み、既存工場の移転費用などは含まない。

▲第4工場の完成予想図(出所:山一電機)
山一電機グループは、半導体をはじめ車載、通信、産業機器などの市場で中長期的な需要拡大を見込み、グローバルに生産能力の増強と安定供給体制の強化を進めている。プライコンでも事業拡大に伴い生産スペースの確保が必要となったため、第4工場の建設を決めた。
新工場では生産動線を最適化したレイアウトを採用するほか、部品の内製化を拡大する。設備の自動化やロボット化によって生産性を高め、太陽光発電設備も導入する。
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