ロジスティクス日本郵船は18日、建造中のアンモニア燃料アンモニア輸送船「AFMGC」に、別の船から燃料アンモニアを直接補給する作業を17日に完了したと発表した。アンモニア燃料船への船間方式による燃料アンモニアの補給は世界初で、11月に予定する海上試運転に向けて実施した。
補給はジャパンマリンユナイテッド有明事業所の岸壁で実施。国華産業が保有するアンモニア輸送船「松栄丸」とAFMGCをホースでつなぎ、船から船へ直接燃料を移した。日本郵船はジャパンマリンユナイテッド、日本シップヤード、三菱ガス化学、国華産業と事前に協議し、安全な運用方法と作業手順を確立した。

(出所:日本郵船)
アンモニアは燃焼時にCO2を排出しない一方、毒性があるため、船舶燃料として利用するには安全な補給方法の確立が課題となる。今回の作業では、将来アンモニア燃料船を運航する際に必要となる船間での燃料供給を実際に行い、運用面の知見を蓄積した。
AFMGCはNEDOのグリーンイノベーション基金事業の一環として建造しており、現在は最終工程に入っている。日本郵船は今回の補給を、アンモニア燃料船の普及に必要な燃料供給体制を構築するための先行事例と位置付けている。
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