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アイコム（大阪市平野区）は、車載型デジタル簡易無線機「IC-DU6505BN」（免許局）と「IC-D6005N」（登録局）を発売する。
5月と8月に先行発売した同社の第二世代となる車載型デジタル簡易無線機「IC-D6005」（登録局）、「IC-DU6505B」（免許局）のIPネットワーク接続対応タイプで、IPインフラと組み合わせて使うことで、電波の不感地帯をカバーしたり、通話エリアを大きく拡大することができる。
例えば、ビルの高層階と地下での通話は、通常のトランシーバーでは電波が届きにくく困難だが、社内に敷設したLANにIC-DU6505BN、IC-D6005Nを接続することで、LAN経由で通話できるようになり、不感地帯を解消できる。また、屋外無線LANシステムと組み合わせ、市内全域レベルで通話エリアをカバーすることも可能。
デジタルならではの高音質や秘話機能に加え、屋外や埃の舞う環境でも気にせず使えるIP54の防塵・防まつ性能を備えるほか、緊急呼出機能も搭載。IPネットワークに接続せずに利用すれば、IC-DU6505B、IC-D6005で新たに追加した多彩なスキャン機能、拡声器機能、音声録音再生機能（専用コマンドマイク利用時）も使用できる。
手元で大半の操作を実現できるコマンドマイクを標準付属。最大7文字の漢字表記が可能な大型ディスプレイのほか、GPSユニットも内蔵し、確実な業務連絡をサポートする高い機能性を提供する。
さらに、将来の機能拡張が可能な、データ伝送に対応した外部機器接続端子を装備し、ハンズフリーでの通話スタイルを実現するスタンドマイクロホンなど、業務ユースに適したオプションをそろえた。
