郵船ロジ、日蘭間の救援物資輸送に協力

話題郵船ロジスティクスは13日、日本-オランダ間で東日本大震災の被災地を支援する救援物資輸送に協力した、と発表した。

東日本大震災以降、オランダでは日本を支援するためのチャリティーの催し物や活動が行われており、この一環として4月にオランダ在住の日本人とオランダ人から、被災地へ救援物資を送ろうという声が挙がった。インターネットのSNSなどを通じて物資の呼び掛けが行なわれ、衛生用品や衣類、文房具、おもちゃなどダンボール26箱に及ぶ物資がオランダ各地から集められた。

同社グループはこの活動に対し、輸送面で協力。オランダに拠点を置く2法人がオランダ国内で集荷、出荷手配を、日本側では郵船ロジスティクスが輸入通関と被災地までの配送のサポートした。

救援物資は4月26日に送り先の養護学校、乳児院、NPO法人に届けられた。同社では「文房具やおもちゃを受け取った被災地の子供たちからは、オランダからの心温まる救援物資に沢山のありがとうが寄せられた」としている。