リンコー、運輸・販売部門低調で減収減益

財務・人事リンコーコーポレーションが6日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、運輸、機械販売、商品販売部門が低調に推移し、売上高が12.6％減の129億5200万円、営業利益が21％減の4億5500万円となった。

運輸部門は既存顧客の維持、新規顧客の獲得に向けた営業活動を展開したが、急速な円安の影響で主にコンテナ輸入貨物の取り扱いが減少。一般貨物は堅調に推移したものの、コンテナ輸入貨物の減少が響き、運輸部門、運輸系子会社を合わせた港湾運送事業の船内取扱数量が461万8000トンと前年同期実績を0.5％下回り、減収減益となった。

［リンコーコーポレーション］2015年3月期第3四半期決算（単位：百万円）