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財務省調べ

1-3月の運輸・郵便業、経常利益率が大幅改善

2015年6月1日 (月)

調査・データ財務省が1日に発表した1-3月の法人企業統計調査結果によると、運輸・郵便業の3か月間の売上高が2014年の同じ期間に比べ、17.8%増加したことがわかった。運輸・郵便業は対前年同期比で14年4-6月期から4四半期連続の増収となった。

運輸・郵便業の1-3月の売上高は16兆1576億円で、14年1-3月期から2兆4361億円増加した。経常利益は全産業平均の0.4%増に対し、運輸・郵便業では2.2倍増の6142億円と大幅に伸長。これにより、売上高に占める経常利益の割合は2%から3.8%へと1.8ポイント改善した。期間中の設備投資額は1.3%減の1兆7040億円。

陸運業に限定した場合、売上高が22.2%増の9兆7929億円、経常利益が3.6倍増の3822億円、売上高経常利益率が2.6P改善して3.9%と、より改善の度合いが高くなった。