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丸山運送、首都圏発東北3県向け小口配送開始へ

2011年7月26日 (火)

サービス・商品東日本大震災で喪失した旧本社仙台市宮城野区の運送会社・丸山運送は10月をめどに、宮城近県への小口配送サービスを開始する。カバーエリアは宮城・山形・岩手の3県で、成田空港・京浜港からのLCL貨物の引き取りから流通加工、3県への配送までを一貫して手掛ける。

 

小口配送サービスに乗り出すのは、3月11日に発生した東日本大震災が契機となった。震災以前から、物流拠点を新設する計画を検討していたが、震災と津波で瓦葺など外観が特徴的な本社建物が津波で流され、喪失した。

 

震災による影響で撤退する同業者も出る中、「ピンチをチャンスに変えたい」と新物流センターの計画を進めることを決め、併せて周辺3県を対象とした小口配送サービスを立ち上げることにした。

 

同社の担当者は「国が明確な方向性を示さない環境下で、新事業は容易ではないが、物流センターの完成に先立って新サービスを打ち出すことで、当社の事業姿勢を示したいと考えた」と話している。

 

■丸山運送の問い合わせ先
担当:三浦氏
TEL:022-258-0665

 

■丸山運送のウェブサイト
http://www.superlog.co.jp/