SBSロジコム、専用拠点設けワイン物流本格参入

フードSBSホールディングス傘下のSBSロジコムは2日、今月からワイン輸入販売業者を対象としたワイン物流事業を本格参入したと発表した。

東京都内にワイン専用の物流拠点を開設し、高級ワインの国際輸送手配から通関、保管、流通加工、レストランや小売店へのリーファー配送まで、ワインのサプライチェーンを幅広くカバーする。

ファインワインと呼ばれる高級ワインの需要が拡大しているが、これらの高級ワインは、一般のワインに比べてより厳密な管理が求められ、温度と湿度を一定に保った状態で行う物流環境が欠かせない。

同社は、東京都内に定温・定湿・保税倉庫の機能を兼ね備えたファインワイン専用の物流拠点を開設。ワインの知識と物流に精通したスタッフをそろえ、最適な環境下でワインを届ける「トータル・リーファー・システム」を備えたワイン物流プラットフォームを構築した。

具体的には、ワイナリーからの国際輸送手配、輸入申告や蔵入承認申請など通関手続きの代行、専門スタッフによる荷受け検品、定温・定湿保管、ラベル貼付やセット詰め、包装などの流通加工、専用車両での配送――といった一連の物流を行う。

■ワイン物流特設コンテンツ
http://www.sbs-logicom.co.jp/lgcm/physical/center/wine/