富士フィルム、ウクライナにデジカメ供給拠点

荷主富士フイルムは27日、ウクライナでデジタルカメラ事業拡大を加速させるため、同国に現地法人「富士フィルム・ウクライナLLC」を設立し、10月1日から営業を開始すると発表した。

ウクライナは、東欧地域の中でも人口約4600万人と規模が大きく、今後の経済成長が見込まれていることから、同社は2010年にウクライナの首都キエフにデジタルカメラ事業を展開するための事務所を設置。

同国のデジタルカメラ市場も急速に伸長しており、今後、年率20％を超える成長が期待されるため、現地法人を設立することにしたもの。

これにより、デジタルカメラ市場に密着したマーケティング機能強化、商品のデリバリーリードタイムの大幅短縮を図るなど、顧客ニーズに対応できる体制を整え、デジタルカメラ事業の販売戦略をダイレクトに展開する。