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荷主内海造船は21日、シリウスシップホールディングから注文を受けて瀬戸田工場で建造中の載貨重量1万9000トンプロダクトタンカー「キラナサプタ」が、同日に完工すると発表した。
同船は東南アジア海域を航行し、石油精製品を運搬するプロダクトタンカーで、運搬喫水が7.12メートルに制限された幅広浅喫水型。
貨物油タンクはスロップタンクを含む合計12タンクに区画し、二重船側・二重底で保護した構造。貨物油の流出を防ぐよう海洋汚染対策を考慮した。全ての燃料タンクでも船側損傷による油流出を防ぐため、同構造を採用している。
貨物油タンクの合計容積は2万3900立方メートルで、貨物油は3台の電動スクリューポンプ（600立方メートル毎時）で荷揚げされる。
■主要目
全長：160メートル
長さ（垂線間）：152メートル
幅（型）：27.9メートル
深さ（型）：11.2メートル
計画満載喫水（型）：7.1メートル
総トン数：1万3222
載貨重量：1万9000トン
最大搭載人員：25人
主機関：MAN B&W 7S35MC7.1型ディーゼル機関1基
連続最大出力4900キロワット×170min-1
常用出力4165キロワット×161min-1
速力：試運転最大15ノット
航海速力13.5ノット
船級：NK
船籍：シンガポール
起工：2014年6月30日
進水：2015年8月28日
完工：2016年1月21日
