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4月のTIACT、貨物積込量が前月比9.3%増加

2016年5月11日 (水)

調査・データ東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)が10日発表した4月の貨物取扱量は、取卸量が前月比3.3%増の1万2007トン、積込量は9.3%増の9021トンで、取卸量、積込量ともに2か月連続の増加となった。このうち羽田発着貨物の割合は取卸量が46.3%、積込量が28.7%。

積込量の内訳は、羽田空港発着貨物が2593トン、他空港転送貨物5144トン、郵便1284トン。取卸量は羽田空港発着貨物5555ト ン、他空港転送貨物5186トン、郵便1266トンとなった。搬出貨物のうち生鮮品の実績は1538トンで27.7%を占めた。内訳は果物が35%、野菜が29%、水産物が15%、植物が14%、その他が7%だった。

上屋搬入から貨物チェック完了までの到着貨物の搬入処理時間は、品質管理基準に対して旅客便(2時間以内)が65%の達成率、貨物便(4時間以内)は100%だった。